くにすえたくし(著・絵)、早坂優子(著・編)、視覚デザイン研究所(著)
サイズ:195×205mm
ページ数:31P
ISBN:978-4-88108-288-1
【町で見かけるはたらくくるま シリーズ第3弾はレスキュー車】
けんたたちはレスキューフェスティバルが開催されるみどり町にやって来ました。本物のレスキュー車とレスキュー隊員たちの救助活動を見ることができるなんて、楽しみですね。
会場は、ボランティアによるわたあめやとん汁の屋台が出て大にぎわいです。
【レスキュー車ってどんなくるま?】
赤い車体は消防車とよく似ていますが、車体の白い帯が目印です。荷台にはあらゆる状況を想定して、救助の道具がびっしり積み込まれています。
レスキュー車は正式には救助工作車といい、事故や火災のときに人命救助を目的に出動します。台風や地震など自然災害でも活躍します。
【レスキュー隊員は人命救助のスペシャリスト】
レスキュー隊員はオレンジ色の救助服が目印です。消防隊員の中から特殊な訓練を積んで人命救助の勉強をし、レスキュー隊員になることができます。
レスキュー隊員をサポートするのは、シリーズで登場するカラス隊やカメ隊に加え、今回はペンギン部隊が登場します。どんな活躍をみせてくれるかな。
【読み返すたびに新しい発見がある絵本】
くにすえたくし先生の絵の特徴はきめ細かい描写と臨場感が組み合わさったシーンです。
ストーリーを絵に表現するのではなく、絵そのものがお話を生んでいきます。
何度見ても飽きない理由は、お子様たちが絵の中で出会う物や出来事が新しい体験となってまた別のお話を生むからです。
【ワイド展開のしかけ絵本にわくわく】
見開きページをさらにめくってワイドに展開するしかけ絵本です。
めくる前のわくわく感とめくってびっくりドキドキ感がお子様を自然に絵の中の世界に連れて行ってくれます。